春の単元補講(第2回)

春の単元補講(第2回) 2022/03/19

本日「春の単元補講」第2回目を行いました。

英数について前学年の内容の小テストを行います。90点以上で合格。不合格の場合は再テストです。
全ての単元を合格すれば終了です。合格するまで何度でもやり直してもらいます。

前回に引き続き単元補講の効能について

勉強のやり方には様々なタイプがあります。生徒の性格や勉強の習熟段階によって異なるので、「これが一番良い勉強法だ!」というものはありません。

例えば「短期集中型」と「コツコツ型」
短い時間に集中して取り組むのが得意なタイプは「短期集中型」。ふだんから少しずつやるのが苦ではないのが「コツコツ型」。

「短期集中型」は短時間しか集中力が持たないとも言えますし、「コツコツ型」は瞬発力を発揮するのが苦手です。

はっきりそのどちらかという生徒もいますし、一人の生徒の中で教科によっては「短期集中型」になり、別の教科では「コツコツ型」で勉強するというように場面により分かれている人もいます。肝心なのはその両方をバランスよく鍛えていくことです。

さて、この春の単元補講ですが、こちらはもちろん「短期集中型」の訓練です。

4時間みっちり集中してもらいますが、皆でやると不思議と集中力が途切れません。本日もよく集中できていました。

これが一人でやるとなるとそうはいきません。どうしても途中で気が散ってしまいます。何より4時間休憩なしで勉強出来っこないと思っています。

テストはひとりひとりでも、集団でやる意味がここにあります。ひとりでは出来ないことでも周りのペースに乗るとわりと長時間の勉強が苦痛でなくなります。

陸上部の人は集団走をやることもあると思いますが、周りの力を利用するのも高校入試までの長い道のりには必要です。

お家に帰ったときはぐたっとなっているかもしれませんが・・。それでもやり切った感覚はあるのではないでしょうか。

次は春期講習でも「短期集中型」の訓練を行います。春期講習はさらなる「短期集中」を経験することになります。