本日は都立西高校の塾対象説明会に参加させていただきました。西高校は、東京23区の西側、杉並区宮前にあります。杉並区からはもちろん通いやすいですし、京王井の頭線久我山駅から徒歩10分ですので、八王子市や町田市など、遠くから通う人もいるそうです。私は今日は荻窪駅から関東バスで向かいました。約20分で着きました。
会場の視聴覚ホール。一番乗りでした!
本日は、まず初めに校長先生より、西高の魅力について、お話しいただきました。西高の教育方針や進路指導、難関大学の合格実績はもちろん、理数教育、探究活動、教養教育、グローバル化、などのためにどのような活動・プログラムがあるかを教えていただきました。例えば理数教育の実習授業として、希望者を募って、三宅島でシカやブタの解剖をする生物実習を行ったり、グローバル化への対応のプログラムとして、これも希望者を募っての活動ですが、ハーバード大学、MITの講義に参加する、アメリカ研修を行っているそうです。また、推薦入試の作文や集団討論・個人面接の評価の観点や、一般入試の自校作成問題で問われる学力についてもお話しいただきましたので、養哲塾全体で共有し、授業・講習や面談、説明会などに活用させていただきます。
戸山高校のラジアン池につながっているという噂がある愛の泉。
コイが泳いでいたのですが、私が泉に近づくと隠れてしまいました。
校長先生のお話の後に、国語、数学、英語の各科目の自校作成問題について、担当の先生方からお話をいただきました。自校作成問題は記述問が共通問題よりも多く、合否のカギを握るので、養哲塾の少人数制を活かし、生徒のノートや答案を見ることの重要性を改めて実感しました。国語の200字作文、英語の50単語の英作文はもちろん、数学でも記述問は3問、30点分出題されます。数学科の先生は、「数学の記述問を書かなければ西高には合格できないと思ってください。」とおっしゃっていました。記述力も重要ですが、読解力も必要です。英語の長文問題が西高では3つ出題されるのですが、そのテーマが、「海洋の環境問題」「ハキリアリの生態、コミュニケーション」「トルコのボスボラス海峡について(海底トンネルの仕組みなど)」と理系のものも取り扱われているので、英語科の先生が「新書ぐらいは読んでいてほしい。」とおっしゃっていました。国語科の先生も新書について「本屋に行って、新書の棚でタイトルを見て、自分が気に入ったものでよいので。」とおっしゃっており、小説については、「好きな小説くらいないと、小説の読解はできない。」とおっしゃっていました。これらの内容や、その他、ここでは書ききれない、書けない、貴重な情報は、今後の養哲塾の授業に活かすため、全教室で共有させていただきます。
校長先生、各科目の先生方、本日は本当に貴重なお話をありがとうございました。来年も参加させていただきたいです。(恒)