TOPICS

【ゼミスタイルが育てる学び】第4回 長く続いてきたことには理由がある 2026/05/13

養哲塾の価値は、授業の中だけで完結するものではありません。
日々の実践の積み重ねが、卒業生や保護者の方々との信頼につながり、それがまた次の世代へと受け継がれていく。
そこにもまた、養哲塾らしさが表れているように思います。

長く通っていただける理由

私が働き始めた頃、ある中学3年生の男子生徒がいました。
夏まで野球のクラブチームに打ち込み、そこから本格的に受験勉強へ切り替えた生徒です。
講習を通して大きく力を伸ばし、最終的には内申も上げて、都立戸山高校へ進学しました。

その生徒が、ある日こう話してくれました。
「母も昔、養哲塾に通っていたんです。祖母も塾のことや当時の先生の名前を覚えていて、びっくりしました。」

私はその言葉を今でもよく覚えています。
親子二代にわたって同じ塾に通っていただけることは、決して当たり前ではありません。
けれど養哲塾では、こうしたことが少しずつ珍しくないものになってきています。

地域の中で信頼され、長い年月をかけてご家庭との関係を築いていくこと。
その積み重ねが、今の養哲塾を支えているのだと思います。

成績表だけでは見えない力

また、少人数のゼミスタイルには、成績表や内申だけでは見えない「本来の力」に早い段階で気づけるという強みもあります。
学校の成績がまだ十分でなくても、授業中の受け答えや考え方、理解の深さを見ていると、「この生徒はもっと上を目指せる」と感じることがあります。

実際に、当初は難関校など考えていなかった生徒が、早い段階で自分の可能性に気づき、目標を引き上げ、その後大きく成長していく姿を、私はこれまで何度も見てきました。
こうした気づきは、人数の多い講義型の授業では得にくく、また完全な個別指導では見えにくい面もあります。
少人数でありながら集団で学ぶ養哲塾のゼミスタイルだからこそ、一人ひとりを丁寧に見ながら、その子が集団の中でどのように伸びていくかまで捉えることができるのです。

養哲塾が大切にしてきたもの

派手な宣伝や分かりやすい数字だけでは伝わりにくいかもしれません。
けれど、子どもたちの変化を日々見ていると、このやり方だからこそ育つ力が確かにあると、私ははっきり感じます。

20年を経た今、改めて思うのは、養哲塾は「目の前の一人を丁寧に見ること」を、何より大切にしてきた塾だということです。
その積み重ねが、卒業生や保護者の方々の信頼につながり、今の養哲塾を形づくっている。
それこそが、私が20年を経てなお実感している、養哲塾の確かな価値なのです。